京都・器や彩々

山の方を見やると新緑がとても美しくて、こちらの気持ちまで浄化され綺麗になるような気になります。当店の庭にある紅葉の葉が鬱蒼としてきました。来月になれば風通しが良くなるように少し整えてやろうと思っています。

さて、前回の記事→（棚橋祐介さんの工房を訪ねて）でも書いたように、4月21日（土）より岐阜県で作陶されている棚橋祐介さんの個展を開催いたします。

本焼きを終えた棚橋さんの作品には、とても細やかな貫入が入っています。その作品を木の実が入った水に浸して貫入に染みこませることで一点毎の表情がより豊かになり、懐古的ということではなく永年の愛用に耐えてきた洋のアンティークのような佇まいとなるのです。
華奢な様子ですがしっかりと使い易さも考えられていて、長年愛用していただける作品たちです。

｢棚橋祐介 展｣
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会期：2018.4.21(土) ～ 5.6(日)　※4.24、4.26~29、5.1は店休日です。
営業時間：11時～19時
棚橋さん在廊日：4.21(土)
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展示に際して、いくつかお願い事がございます。
下記にご注意いただきたい事項を記させていただきますので必読を願います。

作品のお選びについて
・作品をお選びになる際に多くの作品を抱え込まれますと“陶器”という繊細な性質上、またご覧になる他のお客様のご迷惑となりますのでお止めください。

配送について
・個展初日は作品の配送、およびギフト包装は承れませんのでご了承ください。

この時期から梅雨前の頃が、京都の街歩きにもっとも適した季節かなと私は思っています。
気候も良く汗もかかない程度、そして比較的観光客が少なくなる時期ですので、京都へお越しの際はどうかお立ち寄りのうえご高覧くださいませ。